先日ag TWS04Kの購入レビューを書きまして、概ね大満足の商品で好んで使っています。
ただ、公式サイトなどではわからない使用感や気になるところがあると思うので、僕が使ってみて、これは購入前に知っておくべきと思うTWS04Kの気になるところに解答していきます。
目次*Contents*
TWS04Kの気になるところに解答します

実際2週間以上使ってみて、音質が素晴らしくて防水性能もあり、ロングバッテリーなど概ね大満足ではあるのですが、購入前にはわからなかったところについて、実際に使ってから分かったこともあるのでお答えします。
- 上書き接続ができる?▶︎NO
- 音声の途切れはある?▶︎YES
- 音声の遅延はある?▶︎NO
- 音漏れする?▶︎NO
- 実際に防水は機能してる?▶︎YES
- 他に気になるところはある?
それぞれについて細かくみていきます。
01|TWS04Kは上書き接続ができる?

TWS04Kは上書き接続は「できません」。
何かデバイスに接続状態で、別のデバイスに接続したい時には、現在接続中の接続を解除してから出ないと別のデバイスに接続することはできませんでした。
AirPodsを使っている人なら使っているデバイスに切り替わるのは普通のことだと思うのですが、TWS04Kではそれできないので結構面倒だなと思いました。
なので、例えばスマホからPCにイヤホンを切り替えたいときには一旦スマホの接続を解除してからじゃないとPC側に接続ができないことになり、デバイスの切り替えごとに毎回の接続の切り替えが必要になるということになります。
注意すべきはPC接続時

そんなの別に面倒じゃない、と思うかもしれませんが注意点があります。それはPCに接続したままカバンにしまったような時です。
この時、PCとの接続は保たれたままになっています。また、一度イヤホンケースに戻して接続を切ったとしても、ケースから出すと直近で接続したデバイスに自動接続となるので再度PCに自動的に接続されてしまいます。
この状態でスマホで音楽が聴きたいと思った時には、わざわざカバンからPCを取り出して接続を解除した上でスマホと接続する必要があります。
PCを取り出すだけでも面倒なのに、その上でパスワード入力して設定画面開いて接続解除して、、、と面倒な手間がかかってしまいます。電車などに乗っていたら相当面倒なことになります。
AirPodsが便利すぎるのかもしれませんが、僕のようにAirPodsからの買い替えを検討している方はこの点注意してくださいね!
TWS04Kはデバイス固定で使うのがおすすめ
ということで、複数のデバイスでTWS04Kを使い回すのは正直微妙なので、スマホだけ、PCだけといったようにデバイスを固定して使うことをおすすめします。
02|音の途切れはある?

TWS04Kは音の途切れは「あります」。
これもAirPodsとの比較になってしまうのですが、AirPodsと比べるとブツブツ途切れるのが多い気がします。
多い気がするというよりも、AirPodsではほぼ感じたことがなかったのですが、TWS04Kでは人混みになるとブツブツ途切れたり、途切れるだけでなく再生が停止することもあります。
Bluetoothの仕様によるものなのか不明ですが、こればかりは少しストレスがかかってしまいます。
03|音の遅延はある?
音の遅延は「ありません」。
ゲームでは試してはいませんが、映画やYouTubeなどの動画をPCで見る分には音の遅延はほぼ感じません。
本当に口の動きと音がちょっとでも違うとすごく気になると思うので、この辺りを気にする人もいると思いますがTWS04Kは遅延は感じることはないのでご安心ください。
04|音漏れはする?

音漏れは「しません」。
これは個人的には嬉しいポイントでした。AirPodsはカナル型なので音漏れしやすい仕様になっており、周りに人がいる時には気を使う必要がありました。
TWS04Kはインナーイヤー型で、さらに専用のTYPE-Eのイヤーピースがあるのでフィット感が素晴らしく、耳をしっかりと密閉してくれるので音漏れはほとんどありません。
別に持っている有線イヤホンのfinal E5000というイヤホンは、音はすごくいいのですが音漏れがすごいので外で使いにくかったんですが、TWS04Kは気にすることなく使えるので気に入っています。
05|実際に防水は機能してる?
防水は機能して「います」。
IPX7の防水機能なので、水に浸してもOKという相当強い防水機能ですが、ちゃんと機能してくれています。
筋トレの時に汗がつくのはもちろん、つけたままシャワーも浴びてみましたが全く問題なく使うことができています。
06|他に気になるところはある?
アナウンス音がある&大きい
装着時のアナウンス音があるのとその音が大きいことが個人的には気になります。
装着すると、女性の声で
と2段階で言ってきます。ネイティブなのか発音が妙に綺麗なのも逆に気になります。
AirPodsは「ボロン♪」と鳴るだけですが、これだけで十分に「電源が入った」「接続された」と分かるようになっています。
一方でTWS04Kは毎回装着のたびにアナウンス音が鳴る上に、音量もデフォルトで結構大きいのではやはり気になると思います。
多分もうそろそろ新作が出るとは思うので、そのあたりアップグレードしてくれることを期待しましょう。
充電は低出力でTypeA to Cじゃないとできない
意外な盲点だったんですが、充電についてはTypeA – TypeCじゃないと使えないかもです。さらに、A to Cであっても高出力のものには対応してないと思います。
僕のモバイルバッテリーはTypeAからでも18Wのパワーデリバリーに対応しているのですが、これでは充電がうまくできませんでした。
iPhoneについてくる5WアダプターやPCからの接続であれば充電ができますが、この点には注意が必要です。とは言っても、180時間のロングバッテリーということで1日3時間聞いても2ヶ月充電なしで使えるので年6回程度しか充電する機会はないので全然問題ないかと思います。
まとめ

今回はTWS04Kの気になるところについて解答しました。公式サイトを見たり、視聴したりしただけではわからないところなので、購入前に参考になれれば嬉しいです。
まとめるとこんな感じでした。
- 上書き接続ができる?▶︎NO
- 音声の途切れはある?▶︎YES
- 音声の遅延はある?▶︎NO
- 音漏れする?▶︎NO
- 実際に防水は機能してる?▶︎YES
- 他に気になるところはある?
これらの気になるところはあるものの、下記記事でも書いている通り、それを凌駕する音質があるので僕は気に入って使っています。本当に低音・中高音のバランスがよく、全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの音質だと思います。
発売時から15,800円の価格は変わらず来ていましたが、2020年7月に12,800円に値下がりしています。