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グレッグ・マキューン(著)『エッセンシャル思考』最小の時間で成果を最大にする
いくつかのビジネス書をピックアップしたときにリストに入っていて、Twitterでおすすめの本を募集したときにも教えてもらったので、早速読んでみた(購入したてのKindle PaperWhiteで)。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」。
『エッセンシャル思考』を読む目的
- エッセンシャル思考を学ぶため
- エッセンシャル思考を実生活に生かすため
- 無駄なものを省く基準について学ぶため
学び・気づき
すごくよかった。たくさんメモを取った。
エッセンシャル思考の人と非エッセンシャル思考の人は、同じ力でも一点において強さが違う。だから進める。これが実力を大きく分ける。

自己啓発関係の本だったので、他の著書と重なるところがあるのはもちろんだが、【No.002】で紹介した『減らす技術』とほとんど似た内容だった。
それをもっと文学的にした感じ。
全てを手に入れることはできない。何もかもやるなんて不可能だ。何かを選ぶことは、すなわち何かを捨てることだ。
あれもこれも、とマルチタスクでやりながら何でもかんでも引き受けるのが「できる人」ではない。
自分自身で「何が今一番必要か」と考え、それ以外のものは排除(取捨選択)しながら行動していくことが重要。
エッセンシャル思考の生き方は、意味ある生き方だ。本当に大切なことを大切にする生き方だ。
次の行動
- 日々「自分が今何が一番必要か」を基に行動する
- 彼女との時間を大切にする
- 家族との時間も大切にする
メモ
「やらなくては」ではなく「やると決める」。
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。
「全部できる」ではなく「なんでもできるが、全部はやらない」。
「何もかもやらなくては」と言う考え方をやめて、断ることを覚えた時、本当に重要な仕事をやり遂げることが可能になるのだ。
もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」
すべてを手に入れることはできない。何もかもやるなんて不可能だ。何かを選ぶことは、すなわち何かを捨てる
できる人は『ノー』と言う。『これは自分の仕事ではない』と言えるのだ。
エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を貫く生き方だ。それは未来へ向かうイノベーションである。
もしもたったひとつのことしかできないとしたら、自分は今、何をやるのか?
ある種の努力は、ほかの努力よりも効果が大きい
19 世紀末に経済学者のヴィルフレド・パレートが提唱した法則で、成果の 80% は 20% の努力に起因するという説
完璧な答えなど存在しない。あるのはトレードオフだけ
エッセンシャル思考の人は、睡眠を武器だと考え、自分の力を引き出すために活用している。
うまく依頼を断ることは、「自分の時間を安売りしない」というメッセージになる。これはプロフェッショナルの証だ。
ノーを言うことは、優秀な人の必須スキル
サンクコストバイアス」とは、すでにお金や時間を支払ってしまったという理由だけで、損な取引に手を出しつづける心理的傾向のこと
いつもやっているからという理由でそれをやめられない傾向を、「現状維持バイアス」と呼ぶ。
決断の本質は、選択肢を減らすことにある。
エッセンシャル思考で生きるということは、削除と凝縮と修正を、日々の習慣にすることだ。
エッセンシャル思考の人は、なるべく努力や根性がいらないように、自動的にうまくいくしくみをつくる。
6時間で木を切れと言われたら、 最初の1時間は斧を研ぐのに使うだろう。
── エイブラハム・リンカーン
非エッセンシャル思考の人は、条件に恵まれたケースを前提として予定を立てようとする。希望的観測に従って生きているのだ。
計画錯誤とは、ダニエル・カーネマンが1979年に提唱した言葉で、作業にかかる時間を短く見積もりすぎる傾向のことを言う。
彼の言う「勝つ(win)」とは、チーム全員がつねに考えるべき問いの頭文字でもある。「今、何が重要か(What’s Important Now?)」という問いだ。
エッセンシャル思考の生き方は、意味のある生き方だ。本当に大切なことを大切にする生き方だ。
最後に
今日も読んでいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
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