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【一生ものの財布に】僕がエッティンガーのマネークリップを選んだ6つの理由

僕がエッティンガーのマネークリップを使い始めてから1年半以上が経過しました。

キャッシュレス時代の影響で小さい財布や薄い財布が人気になっていますが、このマネークリップもミニマルで時代に合った財布になっていると思います。

今回は数ある財布の中から、僕がエッティンガーのマネークリップを選んだ理由について書いていこうと思います。

僕がエッティンガーのマネークリップを選んだ理由

数あるブランドの中でなぜ僕がエッティガーのマネークリップを選んだのか、その理由は以下の通りとなっています。

  • 餅は餅屋という考え方
  • シンプルで無駄のない外見
  • 最高品質のブライドルレザー
  • 人と被らない財布を選びたかった
  • 日本製に引けを取らない精巧な作り
  • 後輩からの助言(グレンロイヤルは微妙…)

餅は餅屋という考え方

僕のもの選びの考え方として「餅は餅屋」という考え方があります。つまり、革財布なら革製品ブランドから選ぶということです。ここにはさまざまな意見があるかと思いますが、要はブランドで買うのではなく質の高さで選ぶというイメージです。

特に財布は質のいいものを選ぶ、というよりは「ブランドもの」を選ぶというのが日本では1つのステータスになっているように感じます。財布だけはハイブランドを選ぶ人も多いように思います。プレゼントでもあげやすいですしね。

もちろん「いいブランド=質もいい」ということも十分にあると思いますが、特に「革を育てる」という点においては革の専門ブランドが作る革製品には敵わないと思っています。つまり古い言い方ですが、僕は「餅は餅屋」で選びたいと思い、エッティンガーを選びました。

シンプルで無駄のない外見

数あるマネークリップの中からエッティンガーを選んだのは、革の良さや作りの精巧さなどもありますが、僕はシンプルで無駄のない外見というのが気に入ったポイントです。

ハイブランドのマネークリップにはブランドロゴがこれでもかと出ているものや派手な装飾があるものなどが多くあります。でも個人的にはブランドロゴがバーンと出ているものはあまり好きではありません。

エッティンガーはブランドロゴが表に出ることは一切なく、一見どこのブランドかわからないデザインになっています。そして中を開けるとパネルハイドイエローが見えるので、わかる人にはエッティンガーとわかるというデザインも好きです。

最高品質のブライドルレザー

photo:Ganzo公式

それから、エッティンガーの魅力は「ブライドルレザー」のプロという点です。元々イギリスでは(特に貴族は)馬に乗る文化があったので、馬具の生産が非常に盛んでした。中でも何度もロウを塗り込み、耐久性を高めたブライドルレザーは汗じみや雨にも強く、馬具として非常に使い勝手のいい革として発展してきました。

そんなイギリスのメーカーの中でもエッティンガーのブライドルレザーは最高品質と言われています。英国御三家の製品を全て実物を見に行きましたが、同じブライドルレザーでも各社色が違いました。

中でもエッティンガーのブライドルレザーは最も強く、芯があり、堅牢な印象がありつつもクラシックでシックな色に染め上げられていて、僕には1番向いていると思いました。エイジング(経年変化)の面では正直、ホワイトハウスコックス、グレンロイヤルの方が感じやすいと思いますが、その分傷みやすいので、より長く使えそうなエッティンガーを選びました。

人と被らない財布を選びたかった

また、僕は人と被るのがあまり好きではないので、被らない財布を選びたいということがあります。いい製品だけど人と被らないもの、つまり「知る人ぞ知る」みたいなブランド・財布がいいなと思っていました。

それなりにしっかりしたブランドで、かつ知る人ぞ知るブランドみたいなものを考えたときに、当時の僕が調べた中では英国御三家がいいなと思ったのがエッティンガーを選んだきっかけです。

実際、僕の周りでエッティンガーの財布を使っている人を見たことはないですし、エッティンガー自体、知っている人もそれほど多くない印象です。でもとてもいいブランドなので、とても気に入っています。

日本製に引けを取らない精巧な作り

ご存知のない方も多いかもしれませんが、日本の職人による財布というのは世界屈指の完成度を誇っており、世界一とも言われているんです。

実際、海外製の財布を見てみると裁縫やステッチの部分で結構アラが目立つものも多く存在します。例えば英国御三家であるホワイトハウスコックスやグレンロイヤルも実はよく見ると結構裁縫が綺麗とはいえない出来になっています。

しかしエッティンガーは海外産でありながら、日本製に引けを取らないほど精巧な作りをしています。実際見てみても非常に綺麗に裁縫されているのがわかります。

後輩からの助言(グレンロイヤルは微妙…)

photo:BRITISH MADE

「いい革」という点で英国御三家が候補になったわけですが、ホワイトハウスコックスはマネークリップがなかったので、残る候補はエッティンガーかグレンロイヤルということになりました。

グレンロイヤルは見た目が結構タイプでエイジングも感じやすそうでしたし、コインケースもついているので結構第一候補でした。ただ、グレンロイヤルにしなかったのはグレンロイヤルのマネークリップを使っていた後輩からの助言でした。

  • カードの跡が残りやすい
  • コインの跡が残りやすい

ということで、結構気になっちゃうみたいだったんです。実際、グレンロイヤルは革がペラペラしていたので、跡が残りやすいのだと思いました。一方でエッティンガーの方は作りが堅牢でしっかりしていたのでこちらを選びました。

まとめ

今回は僕がエッティンガーのマネークリップを選んだ理由について書いてきました。

購入に至ってはさまざまな情報を調べたり、実際の製品を見に行ったりして選んだので、一旦情報をまとめて共有しようと思いました。

エッティンガーのマネークリップに関する個人ブログはそれほど多くないので、この記事が参考になれば嬉しいです。正直、3万円台で購入できるものとしては非常に優れた製品だと思いますので、迷っているなら購入の背中を押したいと思います。

長く愛用して、エイジングもしっかり味わえる革なので一生ものの財布になると思いますよ。

実際に使ってみたレビューについては下記記事にてまとめています。