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【ZE3000】finalから待望の純正ワイヤレスイヤホン【レビュー】

2021年ももう2週間で年明けを迎えるというタイミングでついにfinalから待望の純正ワイヤレスイヤホン「ZE3000」が12月17日に発売されました。

final E5000を聞いてからすっかりfinalのファンになってしまった僕は、finalからワイヤレスイヤホンが出るのを今か今かと待っていました。

僕はこれまでfinalが監修したag TWS04Kというワイヤレスイヤホンを使っており、そこからZE3000への乗り換えとなりますが、おそらくfinal好きの方には同じ境遇の方も多いのではないかと思います。

今回はTWS04Kとの比較も入れながらfinal ZE3000の実機レビューをしていきます。

final ZE3000とは

まず、ZE3000というワイヤレスイヤホンは非常に大きな意味を持ちます。それは、コラボを除いてfinalが手がけた初の純正ワイヤレスイヤホンだからです。

これまでエヴァンゲリオンコラボなどでfinalからも純正のワイヤレスイヤホンを出していたり、agというブランドの「監修」こそしていたものの、純粋な純正品は出していませんでした。

初めに結論になりますが、間違いなくこれは「有線級」の音質であるといえます。

E3000が有線イヤホンの定番になったように、ZE3000は「完全ワイヤレスイヤホンの新しい定番」になっていく期待が強くなりました。

ZE3000の基本スペック

基本スペック
通信方式 Bluetooth5.2
コーデック SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive
再生時間 本体最大7時間(ケース込み最大35時間)
充電時間 本体1.5時間(ケース2時間)
バッテリー容量 本体35mAh(ケース300mAh)
防水性能 IPX4
カラー ブラック/ホワイト
価格 15,800円(税込) 

僕はiPhoneなのでaptXの恩恵は受けられないですが、aptX Adaptiveまで対応してるのは素晴らしいですね。

その他、注意点として以下の点を挙げておきます。

注意点
ノイズキャンセリング 非対応
ワイヤレス充電 非対応
マルチペアリング 非対応
専用アプリ 非対応
操作方法 タッチパネル

早速ですが、最初に気になったところがいくつかあったので挙げていきます。

気になったところ

ワイヤレス充電の非対応

販売当日に買ったので、詳細スペックを知らずに店舗に行ってから確認したのですが、ワイヤレス充電には非対応でした。

これまで使っていたag TWS04Kのようなロングバッテリーなものだったらそもそもの充電回数が少ないので有線充電のみでもそれほどストレスではなかったのですが、今回はそれなりに充電が必要となりそうなので毎回有線充電はちょっとストレスかなと思います。

15,000円くらいのワイヤレスイヤホンであれば、最低でもワイヤレス充電はつけていて欲しかったなという印象です。

全体的にチープな感じがする

次に気になったのが、意外とチープな感じがするという点です。

画像で見た感じ、めちゃくちゃタイプなデザインでむしろ高級感があるなとすら思っていました。ただ、実際触ってみるとめちゃくちゃ軽くてプラスチック感をすごく感じてしまいました。

ただ、後述しますがこの軽さがチープ感を払拭してくれる大きな武器になってくれているので全然問題ないかと思います。

ケースへの収納がしっくり来ない

最後に気になった点として、ケースへの収納がしっくり来ないということがありました。

TWS04Kは磁力が強いのか、ケースに適当に投げ込む感じに入れても自然とカチャっと収納してくれていました。

一方でZE3000はカチャっと感が全然なく、しっくり来ないんですよね。磁力がないわけではないのですが、弱いので結局指で少し押し込む感じで収納する必要があります。

細かい点ですが、毎回の作業になるので今後どこまでストレスになるかという気はします。

いいと思ったところ

とは言っても、気になった点は粗探しのようなもので本当にそれらが気にならないくらい素晴らしい点が多かったので、よかったと思った点を挙げていきます。

有線級の超高音質

まずは試聴の際にびっくりした点。とにかく音がいい。音場が広く、迫力がすごい。同じ音量でもうるさいくらい大きく鳴らすことができる。

僕はワイヤレスイヤホンはfinal監修のag TWS04Kを使っており、音質の良さに非常に満足していたのですが、それでもとにかく音の広さと迫力に驚きました。

TWS04Kはどちらかというと低音の響きが非常に心地よい上で全体のバランスもいいのですが、ZE3000は中高音域の響きがすごいです。逆に低音についてはTWS04Kの方が好きですが、これまで聞こえなかったシンバルなどの音も聞こえたので本当に感動しました。

エイジングがまだ進んでいないので、どちらかというとシャリシャリ感がある状態ではありますがこれからエイジングと共に角が取れたら完璧な音になりそうです。

装着感が軽く疲れない

見た目はA3000系の形になっており、一見結構イカつい感じに見えると思いますが、つけていても全く違和感がなく、とにかく軽くて全く疲れる感じがしません。

形状こそ違いますが、装着感の楽さで言えば初期のAirPodsに近いかもしれません。

TWS04Kは密着感が強く、パッシブノイズキャンセリングが強く効いていた感じがしたのですが、長時間つけていると耳が痛くなるのがネックでした。

一方でZE3000は装着感がいいにもかかわらず、非常に軽いので耳を圧迫することなく長時間の使用でも十分に耐えうることができそうです。

ケースが軽くて持ち歩きやすい

いいと思ったところ3つ目は、ケースが軽くて持ち歩きやすいという点です。

軽いだけでなく、小さいので本当に持ち歩きが楽だと思います。相当数の施策を繰り返して最適な形状を実現したとのことです。

TWS04Kは180時間のロングバッテリーという異次元のバッテリー容量を持っている一方でケース込みの重さと大きさがネックでした。

ZE3000は丸みを帯びたフォルムで手にも馴染みますし、薄型なのでポケットに入れて持ち歩くのも軽快にできそうです。

まとめ

簡単ではありますが、待ちに待ったfinal純正のワイヤレスイヤホンZE3000を当日に入手できたので、ファーストインプレッション的なレビューをしてみました。

音質に少しでもこだわりたい方には非常に向いているイヤホンだと思います。ここからfinalの伝説が始まりそうで今からワクワクですね。

finalの有線イヤホンE5000やag TWS04Kのレビューなどもしているので、ついでにぜひご覧ください。