急になにかにハマってしまう、そんなことないですか?そんな僕は今読書にハマっている。猛烈にハマっている。しかもビジネス書に。
そんな中、前々から気になっていたものがあるんです。そう、電子書籍のKindleです。
でも紙の本の方がいいと言う意見もあるし、どっちがいいか結構悩んでいろいろ調べました。紙、Kindle。結論、僕の答えは「Kindle」。
迷っているなら自己投資だと思って買ってもいいと断言できます。前評判通り、めちゃくちゃいいです。
今回は、僕がKindle PaperWhiteを買った理由と買ってみた感想について書いていきます。
目次*Contents*
Kindle PaperWhiteとは
念のため、Kindleを知らない人のために簡単に紹介すると、KindleはAmazonが出している、読書に特化して設計された電子書籍端末です。
基本的にはAmazonのKindleストアからオンラインで本を購入することになります。スマホのKindleアプリとは違って、Eメールやプッシュ通知などの妨げがないので、物語の世界に没頭できるのが大きな特徴。
種類

種類は3種類ある。Kidsモデルもあるんですが、ここでは割愛しますね。
- もっともベーシックで安価なのがKindle
- Kindleの上位版がKindle PaperWhite
- 現行のKindleで最上位モデルがKindle Oasis
Kindle PaperWhiteの仕様

Kindle PaperWhiteは以下の項目を選択することができます。
- サイズ(容量):8GB or 32GB
- 接続方法:Wi-Fi or Wi-Fi+無料4G
- モデル:広告あり or 広告なし
- オプション:unlimitedあり or なし
①サイズ(容量):8GB or 32GB
32GBの場合、目安ではあるが以下の容量が入ります。
- 漫画:約700冊
- 小説:約8,000冊
8GBだとこの1/4となりますが、価格差は2,000円しかないので、ここは32GB一択でOKでしょう。あとからギガ数増やすことはできません。僕も迷わず32GBにしました。
②接続方法:Wi-Fi or Wi-Fi+無料4G
ダウンロードさえしてしまえば、これは関係のないものです。要は、+4Gを選べばWi-Fi環境がなくても本の購入・ダウンロードができるというもので、価格差は+5,000円。
僕は家のWi-Fiでダウンロードできるため、4Gは全く必要なしでした。よってWi-Fiのみのモデルを選びました。
③モデル:広告あり or 広告なし
本当は「広告なし」を選ぶ予定だったのですが、買うタイミングで「広告なし」モデルが売り切れていて、泣く泣く「広告あり」を選択。でも結論、「広告あり」でも全然問題なかったですよ。
「広告なし」のモデルを使ったことがないので比較はできないんですし価格差は2,000円なので、そこは余裕がある人だけでいいかなと思います。
ちなみに、広告ありモデルに出てくる広告はと言ってもこの程度のもの。あと、画面オフ時にもなんか表示されてますが、電源オンしたら消えるのであまり気にはなりません。

もちろん、本を読んでいる最中などには表示されないですし、本を読む上では問題なしです。
④オプション:Unlimitedあり(3ヶ月) or なし
僕は「Unlimitedなし」を選びました。というのも、僕が読みたかったビジネス書がたまたま見当たらなかったからです。
Kindle Unlimitedとは月額980円で200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題となるサービス。
僕みたいに特定のビジネス書ではなく、幅広くいろんな本や漫画が読みたい、という人はめちゃくちゃコスパいいと思います。
ちなみに、「3ヶ月分のKindle unlimitedつき」を選んでも購入時には追加料金なしでつけることができるので、気に入らなければ3ヶ月以内に解約すれば無料です。なお、3ヶ月以降は月額980円で自動更新となるので注意が必要。
Kindle PaperWhiteの推しポイント
続いて僕が使ってみていいなと思ったKindlePaper Whiteの推しポイントを6つ紹介します。
①E Inkスクリーンを搭載
本物の紙のような読み心地のE Inkスクリーンを搭載。300ppiの高解像度で小さな文字もくっきりキレイに見える。
すごい、マジで紙みたいなんですよ。
②反射抑制スクリーン
これ、意外とめちゃくちゃ有能です。iPadでもKindleアプリをとれば読めますけど、明るいところでは反射してとにかく読みづらい、そんな経験ありませんか?。
その点、Kindleのスクリーンは反射を抑制してくれるので明るいところでも負担なく本を読読むことができます。
③フロントライト搭載
普通、タブレットとかスマホから出るライトは私たちの目に向かって光を放っているようなんです。だからブルーライトが直接目に入るため、スマホは目に悪いと言われています。
一方でKindleはフロントライトを搭載しています。画面から「画面内の文字に向かって」光を発しており、目に向かって光が来ないので非常に目が疲れにくい仕様になっているんです。
だから、寝る前でも安心して本を読むことができます。
④IPX8等級の防水機能
これ、Kindleにする大きな理由ですよね。僕も防水機能に惹かれて購入しました。お風呂で本読めるのって時間の有効活用という意味でもとても重要だと思います。
当然紙の本はお風呂で読むのは難しいので、防水機能はKindleの大きなメリットですね。
しかも、真水で水深2メートルまで最大60分耐えられるので、うっかり水に落としても安心です。ちなみに、ベーシックなKindleは防水機能がついていないので、PaperWhiteの優れた点ですね。
⑤検索機能
検索機能が「紙vs.電子」論争で「電子」が優勢になる大きな要因ですね。この機能が「紙の本」とは違うところです。
気になる言葉や単語があったら、指で長押しすると検索画面が出てきて調べることができます。一度読書をやめてググったり辞書を引く必要がないので、シームレスに読書を楽しむことができます。
⑥Whispersync機能
Kindle PaperwhiteやKindleアプリなど、どの端末でも続きをすぐ読むことができ、最後に読んだページが記憶されるという機能。
混んでいる電車などで、カバンからKindleが取り出せない、、なんて時にはスマホのKindleアプリから読むことがあるんですが、ちゃんとKindle端末で読んでいたページが記憶されているのでめちゃくちゃ便利。
Kindle PaperWhiteのデメリット

しかし、そんなKindle PaperWhiteですが、当然使ってみて感じたデメリットもありました。この点は理解した上での購入をおすすめしたいと思います。
①反応が遅い
普段のスマホやiPadに慣れていると反応は遅いです。何というか、コンビニのATMというか図書館の本検索端末というか…。CPUを積んでいるわけではないので当然と言えば当然ですが。笑
ページをめくるとかは割とスムーズにできるので問題ないですが、「戻る」や「ホーム」を押したときや本を探している時などは反応が遅いと感じるかもしれません。
ただ、スマホであらかじめ本を探しておけば問題ありません。
②ハイライトしにくい
後で読み返した時に、Kindleから「ハイライト」を遡ってすぐに見返すことができるの非常にいいハイライト機能があります。
しかし正直Kindleのハイライトはとにかく遅い。そして指で思った通りに動かないことがあります。
そもそも指でハイライト部分を囲う動きではあるんですが(スマホ等とイメージは同じ)、縦書きの本は自分の指が邪魔でどこまで動かしたかわかりづらいんですよね笑
ここは、慣れの問題ですかね?僕以外の人はうまく使いこなしてるのかもしれません。
③ハイライトの時に辞書とか出てくる
もう、ハイライトしようものならあらゆる機能をアピールしてくるKindle。笑
これがKindleと紙の違いであって、素晴らしい機能の1つではあると思うんですが、ハイライトしたいだけなのにメモとかシェアとか辞書とかWikipediaとかいろいろ出てくるとちょっと邪魔ですね。
表示消したくていろいろ調べたんですけど、攻略法は見当たらりませんでした、、(知っている人がいれば情報提供ください)。
④白黒(グレー)表示
これはわかっていたことではあるんですが、スマホやiPadに慣れている人にとっては初期画面から白黒なので少し違和感があるのは確かです。
なんか、ゲームボーイに戻った感覚に近いかもしれません。画質はもっと綺麗ですが。とはいえこれも慣れの問題で、むしろ目が疲れないから読書する上ではこの方がいいのだと思います。
Kindle PaperWhite使ってみたメリット

では、ここからは実際に僕が使ってみて、メリットだと感じた7点について書いていきます。
①かさばらない
電子書籍のもっとも優れた点はここですね。もれなく僕もその恩恵を受けました。考えてみて欲しいんですが、あなたの家にある本が、Kindle1つあればすべて入るんですよ。
しかも自由に持ち運べるんですよね。持ち運べる本棚です。
とはいえ、紙の本で置いておきたいものもあるかと思います。僕もそういう本があります。そうした本だけは残し、分厚い本や残しておく必要がない本はすべてKindle1つで管理するのがおすすめです。
②防水
防水機能は欠かせない。毎日のお風呂の時間を30分読書に当てられます。雑誌や紙の本を持ち込んで、濡れないように気を使う必要は一切ありません。
ガッツリ濡れた手で触っても全然問題ないです。僕はこの機能のおかげで読書時間を飛躍的に伸ばすことができました。
③目が疲れない
これはよく言われることではありますが、僕自身使っていて実感できました。長時間読んでいても目が全く疲れないんですよ。
ブルーライトはほぼなく、フロントライト機能がついているのがやっぱり効いてるんですね。さらに反射抑制スクリーンのおかげで、iPadのように見やすい角度に動かす必要もないのも嬉しいポイントです。
寝る前の読書にも最適なデバイスに間違いなしです。
④めちゃくちゃコンパクト(軽い)
箱を開けてびっくり。想像以上にコンパクトで軽いんですよ。

サイズは167 mm x 116 mm x 8.18 mmで、うちにある中でも一番小さな『星の王子さま』の文庫本と比べて、少し大きい感じでした。

しかも結構薄い『星の王子さま』よりも薄い。1cmに満たない。めちゃくちゃ薄くて軽いのにびっくりしました。
これが持ち運びのハードルを大きく下げてくれました。あっちこっちに持って行けるし、軽いので持ち運びで疲れることもありません。
⑤ハイライトできる
ハイライトしにくいのはしにくいんですが、それを差し引いてもハイライト機能はめちゃくちゃ便利なんですよね。あとで一瞬で見返すことができます。
結局、1つの著書のコアメッセージは10%に満たないと言われていますが、そのコアメッセージを逃さないようにできるのがすごく大きいと感じています。
⑥メモをエンコードできる
そして意外と知られていない機能かもしれませんが、そのハイライトはあとでExcelファイルやPDFファイルで送ることができるんです。
僕はアウトプットのために読んだ本のメモをブログに載せているのですが、こういったときに非常に役立ちます。
紙の本だったら付箋を貼ったりメモしたりして、PCには手打ちしなければいけません。これがファイルでエンコードできるので、30分ほどの時間を毎回短縮できるのが最高です。
⑦その端末上で本を購入できる(Wi-fi環境)
Kindleで本を購入できるのは、本を読みたい時に読めるので結構メリットです。
実はスマホやiPadでは、契約上の問題でKindleアプリから購入ができないため、AmazonからKindleストアに行き、購入しないと読めるようにならないんですよね。
Kindleの端末を買えばこのステップがなくなる上、そもそも書店に買いに行く必要がなくなるので重い本を持って帰る必要もないです。

しかも、Kindle版は多くの場合で通常より安く購入することができます。時間もお金もお得ですね。
Kindle PaperWhiteまとめ

ここまで自分がKindleを買ったかのように話してきたんですが、実はこれは彼女がAmazonギフトでプレゼントしてくれました。
もし身近な人に本が好きな人がいたらプレゼントするのもいいのではないかと思いました。僕はもらってめちゃくちゃ嬉しかったです。
もちろん、自分のためにKindleを買うことでめちゃくちゃメリットがあるので、迷っているなら購入の背中を押したいと思います。
今回は以上です。