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【時代に逆行】僕がこの時代にあえて有線イヤホンを選んだ理由【イヤホンの本質は音質】

以前、僕は自分に1番合う「最高のワイヤレスイヤホン」は何か?ということで記事を書きました。

【Bang&Olufsen】最高の完全ワイヤレスイヤホンはどれだ?【選ばれたのはBeoplay E8でした】

2021年7月現在でイヤホン業界はどう考えても過去最大のワイヤレスイヤホンブームが到来しています。
毎月のように各社から新作のワイヤレスイヤホンが発売され、ついに6月には満を持してSONYから新作のワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」が発売され、圧倒的な支持を受けていますよね。

そんな状況で僕も当然買うならワイヤレスイヤホンだろうと思っていましたし、実際それでさまざま考えた結果「Bang&OlufsenのBeoplay E8」を選んだわけです。

しかし、結論から言うと結局僕はワイヤレスイヤホンではなく「有線イヤホン」を購入することを決意しました。

今回は、僕がある意味時代に逆行するような選択をした理由について書いていきます。

実はBeoplay E8を購入していた

実は、Beoplay E8の記事を書いた後、実際に購入していたんです。

決め手となったのはやはりデンマークの有名デザイナーが手がけたその唯一無二のデザイン性と上質な革のケースという「モノ」としての愛着が最も沸くプロダクトでした。

しかも音響メーカーというだけあり、音質においても強い定評があるとのレビューをいくつも見ましたのでこれ以上自分に合ったものはないと思い、購入しました。

それまではAirPodsの第一世代を使っていたので、音質の面でも大きな期待をしていました。

イヤホンの本質は「音質」

早速届いた本体を開け、希望に満ちた状態で実際聞いてみると、、どうでしょう。

ん?これで音質がいいのか?

率直にそう思ってしまったんです。
確かに「モノ」としての価値は素晴らしいのですが、それ以上に期待していた音質の面で正直AirPods第一世代と比べても32,000円という価格を払うほどの感動はありませんでした。

アプリを使ってイコライザをいじってなんとか自分の気持ちいいバランスに持っていくことはできたのですが、「これってなんか違くないか?」と思い、改めてイヤホンとしての本質は「音質」であることに気づきました。

どんなに機能性が良かったり、デザイン性が良くても結局は「音楽を楽しむ」という点においてはイヤホンの本質は「音質」であり、ここが悪かったら結局音楽を楽しむことは難しいと思います。

ハイエンド高音質ワイヤレスイヤホンを聴きまくった

試聴もせずに購入してしまったので、たまたま自分に合っていないのかもしれないと、今度は実際に店舗に出向いてあらゆるハイエンド高音質ワイヤレスイヤホンを聴きました。

  • Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2
  • SONY WF-1000XM4 
  • Noble audio FALCON PRO
  • JBL CLUB PRO+ TWS
  • Jabra Elite 85t
  • Master & Dynamic MW08

Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2

音質最高峰と言われるゼンハイザーのワイヤレスイヤホン。

SONY WF-1000XM4 

SONYの新作ワイヤレスイヤホン。LDAC対応でワイヤレスイヤホンでついにハイレゾ級の音質に到達。ノイキャン性能も抜群。

Noble audio FALCON PRO

人によってはゼンハイザーを超える音質という。

JBL CLUB PRO+ TWS

YouTuberからの信頼が熱く、評価が非常に高い。

Jabra Elite 85t

ランキング1位に選ばれるほど完成度の高いワイヤレスイヤホン。

Master & Dynamic MW08

店頭でおすすめされたワイヤレスイヤホン界のハイエンドモデル。

音質においては結構定評のある30,000円クラスのワイヤレスイヤホンを聴きまくりました。
見る人が見れば大体わかると思うのですが、正直これでダメだったらもう満足するものないですよ、というラインナップです。

その結果、唯一Master & Dynamic MW08だけは音がいいという気はしましたが、その他の違いはほとんどわからず、音がいいのはわかるものの、僕が想像していたほどの感動を覚えるものはありませんでした。

僕の耳がしょぼいだけだと思いますが、、

Master & Dynamic MW08は店頭価格で45,000円ほどだったのですが、「他と比べたらこれがいいかな」くらいで買うにはちょっと勿体無いですよね。

ということで、この試聴をもって僕のしょぼい耳にはどんなにお金を積んでもワイヤレスイヤホンでは満足できるものはないということがわかりました。

であればということで、実に大学初期以来なので実に10年以来の「有線イヤホン」を選ぶことにしました。

今さら有線イヤホンって、、、

正直言ってしまうと、ワイヤレスイヤホン全盛期時代にまだ有線イヤホン使っている人を見るとちょっと「時代遅れ」とか「ダサい」とか「流行りを気にしないのかな」とか、そういうイメージがありました。

電車に乗ってて、iPhoneに付属の有線イヤホン差している人を見ると「なぜこの時代にまだ有線イヤホンを使うのか、、」と思ってしまいます。

というのも、僕がワイヤレスイヤホンの中でも特に使い勝手の良かったAirPodsを経験していたからなんだと思うのですが、有線にすることでコードが絡まったり常にスマホを持ち歩かなければいけなかったりとマイナスなイメージが強かったんですよね。

でも、こと「音質」を考えたときに、やはりワイヤレスイヤホンと有線イヤホンの間には大きな壁があって、有線イヤホンの方が圧倒的に強いというのは間違いないと思っていました。

やはり、ワイヤレスイヤホンはBluetoothで圧縮音源を送ることになるので音質の劣化が起こったり、純粋にタイムラグが起こったりもします。
また、混雑時にはBluetooth同士の干渉が起こってブツブツと途切れてしまうことも多々あるのもワイヤレスイヤホンのデメリットでもあります。

それを差し置いても、取り回しの便利さが素晴らしかったのでこれまで使ってきたんですけどね。

音質のいい有線イヤホンって何がある?

ということで、ただでさえワイヤレスと比べて音質がいいと言われる有線イヤホンの中にもピンからキリまであります。

ここまで来たら「聞いて感動するレベル」のイヤホンを探したいと思っています。

前回の記事でも書いたのですが、大学初期に300円くらいのイヤホンから数千円のオーディオテクニカのイヤホンに変えた時の「それまで聞こえなかった音が聞こえる」というあの感動をもう一度味わいたい。

僕なりにいろいろ調べてみたところ、気になったのは以下のイヤホンたち。

  • kz asx
  • final A3000
  • final A4000
  • final E3000
  • RHA MA750
  • SHURE SE215 Special Edition

kz asx

20基のバランスドアーマチュアドライバーを搭載した化け物イヤホン。

final A3000

created by Rinker
ファイナル(final)

final AシリーズのフラッグシップモデルA8000の廉価版。超評価高い。

final A4000

created by Rinker
ファイナル(final)

final A3000と同時期に販売された。
A4000の方が高いがA3000の上位互換ということではなく、音つくりの差とのこと。

final E3000

created by Rinker
ファイナル(final)

5,000円以下の有線イヤホンで最も評価の高いイヤホンと言われるfinalの逸品。

RHA MA750

RHAの10,000円台の代表作。

SHURE SE215 Special Edition

通常盤よりも2dB低音を聴かせたスペシャルエディションモデル。

実際に試聴してから購入を決めます

いやもっとあるだろ!と思う方もたくさんいると思いますが、ワイヤレスイヤホン以上に種類が多すぎて選びきれませんでした…。

恐るべし有線イヤホン沼…

ということで、これらもちゃんと自分の耳で聞いてから購入を決めたいと思うので、しっかり試聴して来ます。

店舗に行ってみたら意外と知らなかった商品との出会いとかもあると思いますし、店員さんにもアドバイスもらいながら決めていきたいと思います。

何を買うことに決めたのか、改めて記事にしたいと思います。